電撃文庫感想倉庫2003年

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9月8日  ふーむ。

 唐突になんとなく、今月の電撃文庫新刊の感想のコーナー。

 点数は10点満点中の独断で決めてます。全体的に甘目。


・「護くんに女神の祝福を!」(岩田洋季)

「灰色のアイリス」シリーズの若き人。19歳。電撃文庫では最年少でしたっけか。

 それはともかく、「灰色〜」とは打って変わってラブコメ一直線なお話。文体が真面目な話に向いてる風なので、多少のギャップがアクセントかもしれません。清々しいほど「狙ってやってます」な空気を感じるのが、好感触だったりします。特に生徒会の面々。

 ドタバタ学園コメディーなんかが好きな人は読んでみると良いかもしれません。っていうか、妹の半裸イラストはあまりにも(以下略


 個人的評価 7点




・「いぬかみっ!3」(有沢まみず)

 電撃hp連載分は読んでるので、とりあえず書き下ろし分を。

 この人はもうこの作風から変えない方が良いんじゃないかと思うくらいの嵌まりっぷり。「楽しんで書いてますが、何か」という作者の言葉が聞こえてきそうなくらい。

 気楽に読める馬鹿話としては、かなり高レベルな気がします。まぁ、「スラップスティックコメディー」って煽りに間違いはありません。とりあえず変態ネタは回を重ねるごとに面白くなってる気が。

 次は∞0シリーズの方を出すそうな。そういえば、春と夏積んだままだなぁ……秋が出たら読もう。


 個人的評価 8点




・「9S」(葉山透)

 富士見ミステリー文庫より出稼ぎ(?)の葉山透氏。ちなみに「ルーク&レイリア」は読んでません。今度読むかー。

 あとがきの通り、様々な要素を詰め込んだアクション物。個人的にはかなり好み。ヒロインが格好良いのって素晴らしい。

 なんかこう、ウィザーズブレインとか好きな人は気に入るかもしれない。

 そういえば、読んでる途中微妙に月姫が思い浮かんだのは、人物の配置とかが似てたからだろうか。こんな事言ってると月姫厨とか罵られる訳ですが。

 それはともかく、ヒロインがぱんつ(・∀・)はいてない! いえ、イラストの話じゃなくて、文章でs(強制切断



 個人的評価 9点






 「9S」は結構お勧めだったりします。飛びぬけた感じはしないけど、好き。っていうか、妹のイラストは正直素晴らしい。

 ちなみに「9S」は

「the Security System that Seals the Savage Science Smartly by its Supreme Sagacity and Strength」

 の略のようで。




10月15日  来月もやろうか。

 今月もなんとなく、電撃文庫新刊の感想のコーナー。

 点数は10点満点中の独断で決めてます。全体的に甘目。


・「撲殺天使ドクロちゃん2」(おかゆまさき)

 編集部に弄られまくりのおかゆまさきによる不条理電波系ギャグコメディーの第二巻。

 電撃hp連載分の二話に加え、書き下ろし二話。

 1巻では本の帯へのネタ仕込みに笑わせてもらいましたが、今回は帯でジャブを放ちつつ、巻末でドカンとやってくれました。悪乗りしすぎのような気もする。

 内容について? えーと、ザクロちゃん萌え。


 個人的評価 7点



・「学校を出よう!3」(谷川流)

 個人的に2巻で好きなシリーズの仲間入りしたのですが、今回もなかなか良かったのです。ハルヒよりはこっちの方が好き。

 3巻で舞台が戻ってきたわけですが、次辺り、2巻の登場人物使って、ミツキのドッペルゲンガーネタとかだったらいいのになー、とか。

 双子、時間移動、〇〇(ネタバレにつき、伏せ)、というネタで来てますから、そろそろダブルとかドッペルゲンガーとかストレートなネタがきそうかな、と。

 無駄にキャラがいますから、そういうキャラにスポットを当てて欲しいですな。


 個人的評価 9点




・「いつでもどこでも忍ニンジャ3」(阿智太郎)

 いつもの阿智太郎でした。

 ほ、他にいう事がねぇ……相変わらずのマッタリ具合。


 個人的評価 7点




・「しにがみのバラッド2」(ハセガワケイスケ)

 ほのぼのしんみり系? 話のキーポイントとなりそうなキャラが出てきましたが、やはりマッタリと進行。

 個人的には、SF要素を取っ払った橋本紡的なイメージが。要するに余計なものが無くて好感触、という。



・「終わりのクロニクル2 上」(川上稔)

 それにしてもこの、『二巻』の『上』という表現はどうなんだろう、と思ったりしますが、エピソード2の上みたいな感じなのでやはり気にしてはいけないのだろうか。

 とりあえず、この巻だけでは主人公が単なる変態とかしているので、下巻でバシっと決めてくれるでしょう。っていうか、この人の会話ネタは相変わらず面白い。

 そして相変わらず、頭の中で人物の動きを視覚化して細かくシミュレートしながら読まないと内容が分かり難い。

 神話関係を調べればかなり突っ込んだ感想が出てきそうですが、まぁいいや。


 個人的評価 8点



・「正しい怪異の払い方」(スズキヒサシ)

 某所で見かけた『義姉』という単語で購入を決定した(ちょー駄目人間)のですが、想像の通り普通の怪奇物でした。

 それにしても、主人公(ガキ)の一人称は良かったのか悪かったのか。

 しかし、ピンポイントで見ると、『男同士で抱き合う』だとか、『中学生の妊婦』と、割とアブノーマルな単語が出てくるのがアレだったり。


 個人的評価 7点






 あとMissingも買ってるのですが、前の巻すら読んでない状態なので感想はなし。




11月18日  。

 小女子が食べたい。




 まぁ、勢い余ってそんなネタに走ったところで、毎月恒例にしつつある今月の電撃文庫の感想とかいってみます。需要があるのかどうかさっぱりですが。

 点数は10点満点で主観で全体的に甘目につけてます、と。




 『終わりのクロニクル2下』(川上稔)

 エロい。っつーか、マロい。

 色々とブーストかかってた今回、とりあえず戦闘シーンで爆笑。みんな色々出し過ぎです(笑)。あとブレンヒルトがレギュラー化したっぽいので結構嬉しかったり。

 前半の山場が終了ですね。次巻は3rdGですか。そういえばそのために岡山に取材に来たとか書いてたなぁ。


 10点中9点。



 『H2O 01−03』(高畑京一郎)

 題名フルで書くのマンドクセ。というわけで、8月から延期しやがった高畑さんの新刊です。仮面ライダーを敵役にそえた、あるショッカーの戦闘員のお話です(基本的に間違ってません)。

 2巻では女キャラがチラリとも出てこないという、本当に電撃文庫か? と言いたくなるくらいに硬派な方向性は相変わらず。今回は女性キャラでますが。

 読みやすく、面白い。流石。未だに「タイム・リープ」はマイベスト。


 10点中10点。



 『灼眼のシャナV』(高橋弥七郎)

 ヴィルヘルミナ萌え、と。

 今回は過去話。天目一個とか、先代の話題とか、色々と。相変わらず熱い話かきますなー。

 っていうか、最近戦うメイドさんが流行ってるんでしょうか。


 10点中8点。



 『吸血鬼のお仕事6』(鈴木鈴)

 クライマックス突入。にしても、本当に最初のほのぼの感は奇麗に消えてダークシリアス一直線ですね。こっちの方がいいと思いますが。サドっぽいし。

 先が微妙に読めないです。このシリーズが終わったらもっとネコな話を書いて下さい。同じネコ好きとしてお願いしまつ。


 10点中8点。



 『悪魔のミカタ11』(うえお久光)

 今回の主役、11歳。敵役、2000歳。っつか、面白いです。ちなみに次巻に続きます。

 巻を重ねるごとに面白くなるというか、根底は変えずに表面のバリエーションが豊かで飽きさせないというか。

 にしても、11かぁ。落ち着いてきたとはいえ、まだ書くの早いなー。その早さを少しは高畑に分けてやってください。切実に。


 10点中8点。




 撃墜魔女ヒミカも買ってますが、スペクトラルソウルズをプレイしまくる為に積本行き。



 そういえば、『第2回 好きなライトノベルは何ですか?』で終わりのクロニクル1位なんですよねぇ……。1位になるような作品じゃない気がするのですが。好きですけど。

 ランクインしてるのはマリ見てとフォーチュン以外は全部見てますな。しかし、ダディフェイスって人気あるのか……





12月12日  今月の。

 妹、ショタ、幼馴染、先輩、グロ。




 なんか一つだけ仲間はずれだぞ? そんな訳で突然ですが、毎月恒例にしてしまった電撃文庫新刊の感想のコーナー。

 相変わらず点数は10点満点で甘目につけてますよー、と。



 『Astral2』(今田隆文)

 あれか、生きてるヒロイン格は妹系のみか。

 それはともかく相変わらず優しい話でかなり良いです。

 設定がなんというか、指差して笑いたくなるくらいに「あざとい」のに、そこを欠点としてあまり感じられないのは、作者のバランス感覚が良いからでしょうか。

 個人的には由佳里の再登場キボンヌ、と。


 9点




 『ウィザーズ・ブレインIV』(三枝零一)

 目立った鍵ネタが無いのは『クラナド』がまだ出てないせいか!?

 とりあえず、上巻な訳ですが、巻末の設定資料は何も知らずに読んだらほとんどの人は後悔するでしょう。ネタバレ全開。私は結構そういうの大丈夫な人ですが、結構クリティカルなネタバレもしますからこれから読む人いるなら注意。。

 相変わらずヘイズがカッコイイ。

 ……ところで、今回はお姉さんキャラはなしですか? いえ、出ても悲しい運命辿るのは目に見えているわけですが(涙)。


 8点




 『空ノ鐘の響く惑星で』(渡瀬草一郎)

 渡瀬ともあろう男が、氏の小説に『幼馴染』を出さないはずがあろうか。いや、ない(断言)。

 新シリーズです。戦記物っぽいファンタジーとの事ですが、相変わらず安心して読めるので好感触です。中身はまだ始まったばかりというか、「第1章?」ぐらいの勢いですが。

「陰陽」と「寄生月」と比べたら、個人的にこれが一番好きかもしれません。相変わらず地味ですけどね。

 ……改めて考えると女性キャラ多いですなー。


 9点




 『護くんに女神の祝福を!2』(岩田洋季)

 白雪姫役はあっちだと思っていたのですが、逆でしたか。

 政党派ラブコメ。前巻のようなどこか無理して騒いでる感覚は少なくなった気がします。慣れただけかもしれません。というか、ストレートにラブコメしすぎてて感想が出てきません、困った。

 そう言えばこれかなり売れてるらしいです。なんか間違ってるよーな……


 7点




 『ダブルブリッドIX』(中村恵里加)

 幼女、奇麗なお姉さん、メガネ、包帯。ほら、単語だけ抜き出すと萌えッぽいよ?(だめかー)

 もうここまで来たらどこまでも突っ走って下さい。「一巻からこの展開を想像できた人は神!」とか言いたくなるくらいですが、最後まで読むでしょう。

 クライマックス直前、との事ですから、あと2巻くらいで終わるのでしょうか。その後は新シリーズのアレが文庫化ですかね。

 太田の喋りはそれなりに好きだったり。


 7点




 なんか、その作品が好きな人から見たら殴られそうな所があるような気がしないでもないですが、こんな感じです。





 ・おまけ

 『Dクラッカーズ』(あざの耕平)

 物部景(♂)=ヒロイン  姫木梓(♀)=ヒーロー

 これ定説。

 この人、盛り上げ方メチャクチャ上手くなってます。このテンションのまま最終巻突入して息切れしないのかと心配になるくらいに。

 探偵少女がここに来て頑張りましたなぁ。みんなキャラ立ってんなぁ。女王萌え。……何か?

 来月完結な訳ですが、もったいないとかそんな事を思う前に「早く読みたい」と。

 下手したらカバー改装版も全部揃えるかもしれない。我ながら馬鹿だ。


 10点







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