電撃文庫感想倉庫2004年上半期

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1月12日  では今月も。

 それでは今月の電撃文庫新刊感想のコーナー。ちなみに、順番は私が読んだ順番と一緒だったりします。

 もちろんいつものように点数は10点満点で甘目につけてますよー、と。





 『9SII』(葉山透)

 ぱんつはいてないヒロインによるハードアクション第二段。

 それはともかく。個人的に好きなシリーズの第2作。どちらかというと、今回はシリーズ化のためのネタ振りが主でしょうか。

 トンデモ技術というか、主人公の周りだけ都合がいいくらいに最強系なのが大丈夫なら楽しく読めるでしょう。

 やっぱり由宇はいいですな。こういうキャラつぼなのです。そして妹は遠野秋葉化が進んでるようないないような……


 8点




 『道士さまといっしょ』(三雲岳斗)

 私が新刊4冊を手に取り、レジへ向かおうとした瞬間「なんかもう一冊買え」という電波を受けて、「んじゃ、軽く読めそうなコメディを」と、買ってしまった一冊。三雲岳斗初挑戦。

 内容は、普通のコメディでした。なんかコメントがしづらいくらいに。

 どこか、キャラの心理描写が少ないというか、展開と設定のために唐突に人物の感情が変えられてるような印象を受けたのですが、他の作品もそうなのでしょうか。


 7点




 『ウィザーズ・ブレインIV下』(三枝零一)

 ネタバレを読んでしまっても、それを使った展開を意識的に考えないようにしてシャットアウトすれば、それなりに被害は押さえられる気がしたり。致命的なのを読みそうになったら即意識遮断して文章すっ飛ばす技能も重要ですが。

 とりあえずヘイズ格好いいのです。今回もこれに尽きる。ちなみにこのシリーズで好きなキャラはヘイズと祐一。……おかしい。好きな女性キャラがいない。強いてあげればクレアですが。

 やっぱり主な女性キャラのほとんどが幼女だからか。<そういう問題ではないというか何か違う


 7点




 『しにがみのバラッド3』(ハセガワケイスケ)

 作者自身が青いかどうかはわかりませんが、文体と内容がとんでもなく青臭いのは確定ですな。

 そんなわけで第3巻。もう書きましたが、青臭さが加速してるように思います。小学生とか中学生とかにえらいウケそうな。

 とりあえず、三人称と一人称が融合した文章は、どうにかならんものでしょうか。……あぁ、でもそうすると青臭さが減りそうだ。となると、これしかないのか……

 しかしまあ、駄目というほどでもなく。


 6点




 MISSINGの10巻も買ったのですが、まだ8巻から読んでないのでとりあえず保留。そろそろ読みますが。






 ・おまけ

 『Dクラッカーズ7−2』(あざの耕平)

 女王萌え。

 シリーズ完結。本当にお疲れ様でした。内容についても最終巻として最高だったと思います。

 千絵vsベルぱーとか、見たかった絡みも全部見れましたし、満足です。次回作も期待していますので、頑張ってください。

 願わくば、その時にまだ富士見ミステリーというレーベルが存続していますように……




2月16日  恒例の。


 それでは今月の電撃文庫新刊感想のコーナー。今回は割とストレートに感想書いてるのでネタバレ注意。

 それでもいつものように点数は10点満点で甘目につけてますよー、と。





 『空ノ鐘の響く惑星で(2)』(渡瀬草一郎)

 幼 馴 染 が 一 歩 リ ー ド !

 それはともかく、大安定。1巻がリセリナ含む世界観の説明だとすると、今回は主人公サイドの世界のストーリーですな。お家騒動。

 なんつーか、リセリナの出番がない分、ウルクがかっ飛ばしてるというか、着々とフェリオ攻略へ爆進中。華麗に主人公の退路を絶っていっております。

 いかにリセリナへ「異世界から現れた少女」などというアドバンテージがあれども、この作者に限って言えば幼馴染に軍配が上がる可能性もある! 頑張れリセリナ! 私はどっちかというとボーイミーツガールの方が好きなんだ!!

 ……内容の話に戻しまして。いや、じゅーぶん上も内容の話してるわけなのですが。

 この調子だと、3巻はフェリオサイドの話を踏まえつつ、リセリナとイリスの異世界サイドの話を展開するのでしょうかな。

 キャラ各々の思惑が錯綜しまくっているので、先が気になる気になる。渋い親父キャラとか、食えない悪役とか、義妹キャラとか、魅力的なキャラが多いのもいいですね。


 9点




 『悪魔のミカタ(12)It/ストラグル 』(うえお久光)

 完結してねぇ!

 てなわけで、まだ主人公出て来てません。しかし面白いので許す。っていうか、早く続きを読ませて下さい。

 ここにきて面白さが加速してますなー。……他に書く事がない。


 9点




 『我が家のお稲荷さま。』(柴村仁)

「それは私のお稲荷さんだ」<お約束

 第10回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作。変態仮面とは何の関連性もありません<当たり前

 内容は、話の起伏に乏しいというか、山が無いというか。要するに終始ほのぼの。ジャンルは「ほのぼのコメディー」とかになるのかなぁ。

 もろに「次に続きます」的な展開。じゃないと佐倉美咲の存在意義がまったくない。っていうか、1巻でコイツいらないだろ。

 個人的には好きなんで次も買います。ほのぼのオッケー。

 そういえば、作者は女性だそうな。


 7点




 『いぬかみっ! 4』(有沢まみず)

 いつものように書き下ろし分を。

 安定。王道「主人公実は凄い奴」できてますなー。短編形式でここまできてますが、そろそろ完結に向けて物語が動き始めてますね。このままの勢いで頑張って欲しいところ。

 ところで『無限大ゼロ』は本当に次に出るの?


 8点




 『キーリIV 長い夜は深淵のほとりで 』(壁井ユカコ)

 16歳のキーリにハァh


≪鈍い音と共に首が面白い方向へ曲がっています。しばらくお待ち下さい≫




 あいかわらず、まわりくどい性格の少女と面倒くさい性格の男が周囲に迷惑をかけまくりながらくっついたりはなれたりする話ですね。人生くたびれた男が生きる意味を取り戻す話だったり、ひねくれてて損をする性格の女がその通り面倒事に巻き込まれてる話でもありますが。

 こちらも安定してますね。


 8点




 『灼眼のシャナVI』(高橋弥七郎)

 ようやく「燃える」展開になってきましたな。

 今巻で燃料ドバドバ詰め込んだカンジなので、次で完全燃焼してくれるでしょう。

 個人的に吉田さんをスゲー応援したい。。


 8点






 ・他のに関して

 <大賞>を受賞した『塩の街 wish on my precious』については、なんか『キーリ』とかぶりまくってる雰囲気がしたのでスルー。『先輩と僕』は『護くんに〜』があれば十分なのでやっぱスルー。

『半分の月がのぼる空』と『バッカーノ』が気になるところですなー。

『半月』のほうは、電撃hpに載ってた奴で十分というか、「続くなよ!」等と思ったので買ってないのですが、『リバーズエンド』みたいにSF要素入ってるなんて事がないなら、面白いんでしょうね。

『馬鹿』の方は、純粋に面白いらしいので気になるところ。





3月12日  恒例。

 それでは今月も電撃文庫新刊の感想いってみまーす。

 恒例ですがやはりいつものように点数は10点満点で甘目につけてますよー、と。




 『学校を出よう!(4) Final Destination 』(谷川流)

 なんか、巻を重ねるごとに『茉衣子カワイイなぁ』ゲージ(私的内部パラメータ)が上昇しているのですが、そこは置いておきまして。

 もうすっかり楽しみなシリーズの一つになってしまったこれですが、今回もなかなか面白かったです。2巻に近い感じ。

 しかし、宮野、茉衣子共に好きなキャラではあるのですが、2人で漫才してる状態はあんまり好きじゃなかったりするんですよねぇ。まぁ、それでも面白いからいいんですが。

 そういえば、2巻のあのキャラ達がチラっと再登場してますね。282pの7行目で更にあのキャラが好きになりましたよ。こういうの良いなぁ。


 9点




 『いつもどこでも忍2ニンジャ(4) 極悪を再び!』(阿智太郎)

 いつも通りでした。


 7点




 『海辺のウサギ』(鈴木鈴)

 あれ? ネコは?

 とか思ってたら一応いましたか。……一応ですが。

 『吸血鬼のお仕事』の1巻辺りの雰囲気ですね。私はこっちの方が好きなのでまぁいいんじゃないのかと。続きは出るのかな。どうなんだろう。

 とりあえずカタリナ萌え。……にしても、カタリナっていうと、大剣使いの癖にやたらと力が低くて全キャラ中一番の素早さを持った某キャラが思い浮かぶなぁ。


 8点




 『撲殺天使ドクロちゃん(3) 』(おかゆまさき)

 そろそろ終わっとけよ。みたいな事思ってたら一応最終話ですね。一発ネタはいつまでも引っ張るものじゃありません。

 でも、一巻でも最終話があったのに結局続いてる辺り、やっぱり続くのかも。

 ってか、電撃hpで高畑氏が原稿落とす事が無くなるまで続くんだろか……(要するに終わらない)


 6点




 『アリソンIII<上> ルトニを車窓から 』(時雨沢恵一)

 最初から飛ばしてる。という風な感想を見てたので、「ふうん?」と思いつつ読んだのですが、なるほどですね。かなりあからさまな仕込みをしてますな。

 これだけあからさまだと、割とすっきり下巻で解説されるのでしょうけど。この人は色々と仕込んだネタを解説せずにさらっと流すのが売りだと思ってたんだけどなぁ、どうなんだろう。

 キノの旅の例の里帰りの部分とか、アリソン1巻の『まるのまま』とか。

 下巻が楽しみですね。


 8点






 来月は、上遠野の新作と、しにがみ、AHEAD、魔法分隊、あとは新人のを1冊か2冊といったところでしょうか。





5月11日  だめぽ。

 先月はなかったけど、電撃文庫新刊の感想コーナー今回もいってみます。

 いつものように点数は10点満点で甘めにつけてます。




  『アリソンIII<下> 陰謀という名の列車』(時雨沢恵一)

 なんというか、安定。予定調和。上巻のプロローグは予想通りというか、あまりにも率直というか、まったく捻りがなかったので拍子抜け。

 まぁ、面白くないというわけじゃなく。ただ単に意外性がないというだけで。


 8点


  『9S<ナインエス> III』(葉山透)

 毎回毎回誰かが「ぱんつはいてない」アクション小説第3弾。一巻のヒロイン、二巻の主人公に続き、今回ぱんつはいてないのは……


 中年親父


 馬鹿な。

 いやまぁ、そんなところはおいておくとして、今回は上巻ということで、シリーズ化決定らしいですよ? うれしい限り。

 内容もいい感じです。「なんだかよくわからないけど凄いキャラ」が「なんだかよくわからないけど凄い技術」とかに関わって「なんだかよくわからないけど凄い活躍」をするみたいな。B級アクションの面白さというか。

 早く四巻が読みたいです。そして、「ルクレリ」の続きも読みたいです……


 9点


 『空ノ鐘の響く惑星で(3)』(渡瀬草一郎)

 幼馴染頑張りすぎ。

 あれですよ、もう「本妻」は決まったようなもんですか。リセリナは愛人ですか。シルヴァーナは見守るお姉さん的サブキャラですかー。いやしかし! 次の巻からはリセリナの出番が増えるはず! 頑張れリセリナ!! でもウルクも好きだ! ってゆーか、むしろハーレムルートへGO!!

 と、まぁ、そういう話題はこの辺にして。そろそろ大きく話が動いていきそうですね。ジェットコースターで「そろそろ頂点! 準備は良いかお前ら!?」みたいな。

 こちらも早く続刊が読みたいです。


 10点


 『護くんに女神の祝福を!(3)』(岩田洋季)

 普通にラブコメしてやがりますね。というか、嵐が来る前のラブラブ状態ですかー。

 だんだん良くなってるのかな? 悪いわけじゃないように思います。


 7点


 『鬼神新選II 東京篇』(出海まこと)

 本文みじけー。なんとも言えません。むぅ。


 7点


 『スカイワード』(マサト真希)


 ぱ ん つ は い て な い


 8点





6月12日  。

 はい、では今月も恒例化したのはいいが誰か楽しみにしてるのか? ってーかされてるわけねー、てきな内部突っ込みをせずにはいられない電撃文庫新刊の感想コーナーですよー、と。

 いつものように点数甘目の10点満点でございます。




 『天国に涙はいらない(10) 妹背山腐女子庭訓』(佐藤ケイ)

 今回はノーマルな悪魔っ子。……ノーマルとかアブノーマルとか響きがそこはかとなくヤラシイね? <死んで来い

 しんみりする話の筋と、それをブチ抜いて独自展開するアブデルの演説は健在です。そしてようやく話が動いたというか、ようやくヒロインであるはずのたまに見せ場がやってきたというか。

 たまが目立った分、今回初出場の悪魔っ子さんは多少影が薄いです。


 8点


 『いつもどこでも忍2ニンジャ(5) ピンクなキノコの大事件』(阿智太郎)

 いつも通りでした。

 次が最終巻だというのにいつも通りでした。いつも通りじゃなかった部分もあったように思いますが、いつも通りでした。

 なんかこの人の本は、何となく読んでる間にいつの間にか終わるって感じですなー。


 7点


 『AHEADシリーズ 終わりのクロニクル(3)<中>』(川上稔)

 はい、というわけで「はじめてぇ〜のぉ〜、ちゅう」って感じで中巻です。っていうか今回カラーページ最後の面白ネタがないよ! 折込で水着イラストなんか描くから!! ……それはそれでいいのか。

 なんかいろいろと凄いことになってるわけで。ギャグとか、作品自体が独自空間を形成してますよなぁ。ああ、大城将棋最高。っていうか、UCATはあんな奴らばっかりか。凄く楽しそうだ。でも会社のサーバにエロゲのデータ入れてる上司はイヤです。多分皆で笑いながらどつきまわすと思います。……やっぱり楽しそうだ。

 佐山御言と戸田命刻の決戦フラグがどんどんと立っていきますねぇ……。んー、おそらく「御言(ミコト)」は「命(ミコト)」にも通じてるでしょうから、「命刻」という名をもった少女はどういう役割を担うんでしょうかなぁ。

 9点


 『Hyper Hybrid Organization 00-01 訪問者』(高畑京一郎)

 実は読んでないんですけどね。「加筆あるかなー?」ってパラパラめくって、あとがき読んだだけだったり。

 本編が仮面ライダーなわけですが、時間軸が本編前のこれはショッカー誕生までを書いた任侠ものです。……本当に電撃文庫か?

 個人的には速水が凄く好き。

 本編の続きはいつ出るのかなぁ……(遠い目で)


 8点







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