2006年4月前半の戯れ言

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4月1日  。

 リンク更新。『Birdcage』

 うちのサイトの常連さんである「とり」さんのサイト。お互い気楽に行きましょー<何で偉そうなんだ




 ・この青空に約束を――(音注意)

 ちょ、ゴメン、まじゴメン。面白すぎてヤバイ。

 なんか、読んでるだけで顔がにやけてくるくらいにいい感じです。ここまで信者になったつもりはなかったんだけどなぁ。

 イベント一つ一つがツボにはまってしょうがない。そしてあんまりやってる暇なんてないはずなのにやってしまう! 何てことだ!!

 特に宮と会長がヤバイ。正直言っt(あまりにキモイので省略




4月2日  。

 かなり付き合いの長い友人の家に遊びに行って、「引越ししたら、よっぽどの事がない限りもう会わないねぇ」などと微妙に哀愁漂う会話をしていたのですが、その時にやっていたのが、


 地球防衛軍2


 だったりする辺り、なんというか、私たちの関係を物語っているようないないような。

 いつも通りに過ごして、いつも通りに別れてきたのでした。






 ところで、引越しする上でこの20冊をこえる「武装錬金」はどうしよう……




4月3日  。

 最近過去ログを昔のから順番に見てたりします。さすがに4年前のとか、あまり記憶に残ってなかったりしますねぇ。

 てか、こう見てると「誰一人として気付いてないであろうネタ」とかも含んでるやつとかあって、「報われない文章だ……」とか思ったりも。

 そんなわけで、昔のをいくつか引っ張ってきました。今回は2002年編。それではどうぞ。



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 そこは名もないレストラン。しかし、数少ないお客様に満足してもらうため、店員は今日も誠心誠意を込めて頑張っている。




「えっと、ここがあいつが言ってた店だな。最近会ってなかったけど、元気にしてるかな。それにしても、何でこんな遠い所で待ち合わせする事になったんだろ? ……まぁ、いいや。入ろ」

 カランカラン……

「いらっしゃいませ。お一人様ですね。こちらの席にどうぞ。……それではこちらがメニューになります。3分以内に決めて下さい」
「は? 何で3分? ま、いいか。えー、なになに……『苦しみながら死ぬ』と、『死にたくなるほど苦しむ』。って何だこりゃ!」
「いずれも当店自慢のメニューでございます。特に『苦しみながら死ぬ』の方を選んだお客様は、皆さん終わった後に言葉が出ないほど満足して頂いております」
「そりゃー『死人に口なし』って言う……ってマジで殺すんかい」
「『死にたくなるほど苦しむ』を選んだお客様からも、終わった後に『もう絶対に来ないからな!』、『訴えてやる!』、『もういっそのこと殺して』と言う絶賛の声を頂いております」
「……帰らせてもら」
「ちなみに、メニューを選んでもらうまではその席を離れる事はできません。もし離れようとすれば特別メニュー『人としての尊厳をズタズタに引き裂かれながら公開処刑』となりますのでご注意下さい」
「……冗談きちー」
「……」
「……」
「そして特別メニューにはお好みで『自分の大切な人もここに呼ぶ』か『自分の大切な人の人生をメチャクチャにする』というオプションのどちらかが付きます」
「……なぁ、一つ聞いていいか?」
「なんなりと」
「もしかして、俺がこの店に呼ばれたのって……」
「はい、ご想像の通りでございます」
「嘘だろ。まじで言ってんの?」
「当店ではお客様に嘘を付くような教育をされている店員はおりませんので」
「そんな……そんな馬鹿な。お前ら頭オカシイんじゃ……」
「3分が経過しました。……とっとと決めやがれこの阿呆が」
「なんだよ、いきなり」
「とっとと決めろって言ってるのがワカラネェのか、アァン!?」
「何でそんなに偉そうなんだよ。なんかむかつくぞ」
「こっちの方が偉いからに決まってるだろうが。お前の脳味噌はスポンジが詰まってんのか?」
「うわぁ。開き直った馬鹿ってどうしようもねー」
「ハァ? そんな口きいていいと思ってんのか? てめーは最高級メニューに決定だな」
「最高級メニュー?」
「オーダー入りまーす! 『ギリギリ生きていける苦しみを死ぬまで味わう』!」
「え、ちょっと待って。何でそんな屈強そうなお兄さん方がたくさん出てくんの? 離せ、離せってば! 何所連れてくんだよ!? 嫌―――――!!!」




 そこは名もないレストラン。しかし、数少ないお客様に満足してもらうため、店員は今日も誠心誠意を込めて頑張っているのだ。


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「『D.C.』を買いに行く」と言って、講義をサボろうとする友人の背中が眩しかった金曜日。


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「ペシェティーってあるじゃん」

「それが?」

「ペシェって卑猥な感じがする」

「ゼノサーガのやりすぎ」


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「いいかい? 『人』という漢字は、人と人とが、お互いに支え合って生きているという事を表わしているんだ」
「せんせー」
「ん。なんだい? 森下君」
「どう考えても一画目の長い人の方が楽をしていると思います」
「はっはっは。当たり前じゃないか。現実の世界にだって、楽をしている人と、苦労をしている人がいるだろう?」
「……」
「でもね。その上で、やはりお互いが居ないと、人というものの社会は成り立たないものなんだよ」


 漢字って良くできてるよなぁ……と思う事が時々あります。


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「あのね、バファリンの半分は優しさでできているんだよ」

「へ〜、じゃあその半分は何の役にも立っていないんだね」


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 「俺の彼女が彼氏作ったんだってさぁ」






 ふーん。……って、え? あれ?


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 彼女はその少しだけつり気味な目を細め、微笑した。
 目が逸らせなかった。彼女の瞳が真っ直ぐこちらを見つめてきている。吸い込まれるような黒い瞳。何処までも深く、あらゆる物を魅了するその瞳が今、私の方を、私だけを見ている。
 心臓の鼓動が不規則になる。目は、逸らせない。動く事すらできない。硬く握られた手に汗がにじむ。
 魔女。唐突にそんな単語が頭に浮かぶ。
 永久に続くかと錯覚してしまうほどそのまま見つめあった後、彼女の方が先に目を逸らした。私はこっそりと息を吐く。同時に額にも汗をかいていた事に気付く。
 彼女は目を逸らした後、テーブルの上においてあった、ワインの入ったグラスを手に取り、少しだけ口に含む。飲み込むときに彼女の喉が僅かに波打つように動く。私は今度はその様子に惹きつけられる。
 続けてグラスを傾けてゆく。やはり、目は逸らせない。まるで、彼女の動きすべてを把握しておく事が自分の使命だというように。
 少しすれば当然ワインはなくなる。その様子を食い入るように見つめる私には、ワインから砂時計が連想された。すべてが落ちきり、終わる時間。そして……始まる時間。
 彼女がグラスをテーブルに置く。また、こちらを見た。今度は微笑ではなく、無表情。しかし、私にはこちらの事を伺っているように見えた。少し引いたような気がしていた汗が再び手を湿らせる。

 時が、来た。

 言わなければならない。私はそのために来たのだから。そして、その言葉を聞かせるために、彼女をここに呼んだのだから。
 口を開く。……しかし、声は出ない。
 一度口を閉じる。無意識のうちに喉を潤すものを探し、グラスを手にしてしまう。しかし、自分のグラスの中身はとうの昔に無くなってしまっていた。
 喉が渇く。空のグラスを置く。彼女の目を見た。
 やはり、彼女は何も言うわけでもなくこちらを見つめている。しばしの間、そのまま見つめ合う。
 今度は私が目を逸らしてしまった。視線を下げ、膝の上で握られた拳を穴があくほど睨み付ける。顔を上げ、もう少しの間彼女の顔を見ていたいという思考がかすめるが、理性がそれを押しとどめる。
 ……もう、タイムリミットだろう。
 大きく息を吸い、決意。
 私は顔を上げた。
 真っ直ぐと彼女の顔を見る。こちらの決心が伝わったのか、彼女も僅かに身じろぎし、姿勢を正した。辺りの空気が粘着性を帯びたのかと思うくらいに重く感じる。しかし、言わなければならない。
 私は、今日彼女に会うまで散々に考え抜いた末に決めた言葉を、発した。








「借金返済の期限を、延ばしてください」
「イヤ」


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「『rink』ページなるものを作って、スケート場に関するサイトばかり集めたリンクページというのはどうだろう」

「どうだろうと言われても」


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「とうとうできたよ」
「何がだ?」
「ああ。とうとう俺は『透明人間になる薬』の開発に成功した」
「馬鹿な事を……そんな薬作ってどうするんだ。意味がないじゃないか」
「どうしてそんな事を言うんだ、君は」
「だって考えても見ろよ。透明になるんだぜ? それは光を反射せずに通り抜ける体にするって事だろ。そうすると目が見えないじゃないか」
「それはごもっとも。でも、その欠点も克服したよ。まあしかし、『透明人間になる薬』というには語弊があるかな」
「どういう事だ?」
「透明になる、これはすなわち『他人の目で確認できなくなる』という事だ。この条件を満たすためには、さっき君が言ったものの他に2つの方法がある。分かるかい?」
「いや」
「一つ。光の屈折を利用して、自分を見えなくさせるスーツを作る。要するに、自分の体の部分だけ光を曲げちゃうわけだ。これの欠点は、やはりさっき君が言ったように、周りの事が見えなくなる事だ。しかし、これは『スーツ』という形を取っているため、目の部分に他の場所にあるカメラなどの映像を、スーツの中で見えるようにすれば問題は解決する。しかし、カメラの映像に頼らねばならないため、行動は制限されてしまうんだ」
「ふむふむ」
「もう一つ。これは厳密に言えば『透明人間』という訳じゃないが、ある種の催眠術によって他人に認識させなくする事だ。実際には透明になっていない、しかし、他の人には見えているにもかかわらず、そこにいると認識できなくさせるんだ。この事により、『他人からは見えなくなる』わけだ」
「それで?」
「俺が開発したのは後者の方だ。薬って言っただろ? この薬を飲むと、とあるフェロモンを体から発するようになって、それを嗅いでいる間、人間を認識できなくなってしまうんだ」
「おいおい、そんな薬があったら犯罪やら何やらしほうだいじゃないか」
「まあ、確かに。だから君に相談しようと思って今日は呼んだんだ」
「へえ。俺以外にはその薬ができた事を知らないのか?」
「ああ、そうだ」
「その薬は?」
「ここに持ってきた。一粒で効果は2時間。多分、量産もできると思う」
「そうか、それはいい事を聞いた。お前、研究続きで疲れただろ? 安らかに眠ってくれ」
「な……なにを。ぐはぁ!!」
「まったく、馬鹿な奴だ。それじゃ、薬は頂いていくぜ。これさえあれば、俺は何だってできる」


 数日後、新聞に透明人間になる薬を飲んで、窃盗や覗きを働いた男が逮捕されたという記事が載った。
 薬を開発した男は、病院で目覚めた直後にこの記事の事を知り、ポツリとつぶやいた。


「まったく、ある種の催眠術だといったのに。機械には効くわけないじゃないか……」


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「くっそー、なかなか手強いなー」
「こいつ強すぎるよ。絶対このゲームのバランスおかしい」
「どうやればいいのか想像すらできないよ」
「あー、やられた。またやり直しだよ。もっとレベル上げてた方が良いのかなー」
「っていうか、もうやめようかな。明日友達にやり方聞けばいいし」
「そんな事言わずに続けろよ。俺はまだやっていたいぞ」
「いや、だってさぁ……もう面倒くさいんだもん」
「仕方ないなー。んじゃ、ちょっと休憩としてお菓子でも食べるか?」
「それがいい。って、ポテトチップスの『のりしお』じゃん、俺結構それ好きなんだよ」
「確かに美味いかもね。……ほい、どうぞ」
「ありがと。……やはりのりしおは美味いな。コンソメパンチも捨てがたいけど」
「いいねー、コンソメパンチ。あれは美味い」
「うす塩とコンソメパンチはロングヒットだからなぁ。万人に受ける」
「定番だよな」
「よし、あらかた食べ終わったし、また始めるか」
「分かった。ちょっと気分がのらないけど」
「そう言うなよ。ま、気持ちは分かるけどな」
「うー」
「さてっと。そういえばさ、さっきのボス手強そうだったな」
「ああ、目茶苦茶な。クソゲー臭さが漂うくらいに」
「それは凄い」
「でもお前がやってた問題も難しかったんだろ?」
「ああ、あんな問題解けるやつは天才だな」
「俺も明日学校行って友達に聞こうかなー」
「少しは挑戦してみろよ」
「メンドイー」
「それは分かるけど」
「なぁ、やっぱりさー」
「なんだよ」
「数学なんて役に立ちそうにないのほっといてさー」
「ほっといて?」
「二人で一緒にできるゲームしないか?」
「…………賛成」


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「俺、思うんだけどさ……」
「ん?」
「この世に本当の悪人なんて、いないと思うんだ」
「へえ。どうして?」
「根拠なんかないけどね、そう思う」
「俺はそうは思わないけどな」
「そっちこそ、何でさ?」
「例えば、今俺が話しているお前だって悪人だよ」
「な……。俺のどこが悪人なんだよ。納得いかないぞ」
「あー、えっとな……少し言いにくいんだが」
「言いにくいとか関係ないよ! 言ってくれよ! 俺のどこが悪人なんだよ!?」

「顔」


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 というわけで、過去ログ2002年編。でした。

 なんというか、過去ログ膨大な量になりましたなー……




4月4日  。

 レビュー更新『この青空に約束を――』。

 時間がないので駆け足に終わらせてしまいましたが、文句なしに面白かったのです。すでに次回作に期待ですよ。






 今日からしばらく更新できません。出来る限り早めに復活しようと思いますが、ちとどうなるか分かりませんので、皆様気長に待っていてください。

 それでは、また。




4月10日  。

 まだネットつながらねー!

 というか、色々バタバタしてて申し込む暇もないのですが。そんなわけで、現在の住所は大阪府です。

 こっちに来てから最初に驚いたのが、定食屋で店から出るとき「おおきに〜」って言われた事でした。どうでもいいですが。

 ネットはいつ繋がる事やら……




4月16日  。

 もう16日か!

 ネット繋がるのは一ヶ月先くらいになりそうです。

 とりあえず今研修期間中でして、ほとんど暇がないのであります。

 早く落ち着きたいものですなー。








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