2006年6月前半の戯れ言
TOPページへ6月1日 。 |
未だにオクラホマミキサーとマイムマイムがどっちがどっちだったかすぐには思い出せません……。 |
6月2日 。 |
そういえば「D.C.II 〜ダ・カーポ2〜」なんかが発売されたらしいですが、素晴らしいまでに前作の二番煎じな辺り、いい根性してると思います。 ていうか、『ダカーポ[da capo]』の意味は、 〔「はじめから」の意〕音楽で、曲の初めに戻り、もう一度繰り返して演奏することを指示する演奏記号。略号 D.C. という事なので、素晴らしく名は体を表している好例と言えるような気がしたりしなかったり。 ……当然皮肉ですが。 ところで、「名は体をあらわす」の「あらわす」は、『表す』と『現す』のどっちなのだろう。ていうか、『顕す』とかですか? |
6月3日 。 |
やっぱり「つよきす」は面白いなぁ。ノリと会話が楽しすぎる。 ところでこのゲームをやっていて一番笑った場面というのが、 ゲーム購入 ↓ 電源ON ↓ タイトル画面 ↓ 若本ボイス だったというのは、ここだけの秘密。というわけでもないのだけど。というか、不意打ち且つあの声で「まいてぃは〜と♪」とか言ってくれるのが面白すぎる。 |
6月4日 。 |
段々と暑さのあまりダレ過ぎてこんな感じになる季節がやってまいりました……。暑いの嫌いー。 ・Ctrl+A ぉー。絵でこういうの見たのははじめてかも。 |
6月5日 。 |
・ペンギン達の仁義なき戦い 1、2、3、4、5、6。 ペンギンこえー。 |
6月6日 。 |
ばくしょう ―せう 0 【爆笑】 (名)スル 大勢の人が一度にどっと笑うこと。 「満場の人が―する」 よく1人なのに「爆笑する」って使っちゃいますが、まだ意味として追加されてないんですなぁ……。数年後には追加されてそうな気もするのですけど。 |
6月7日 。 |
なんというか、自分もなってみて分かるのですが、社会人になっても毎日更新してる人って凄いですなー。 定時帰りでもこんな感じなのに、ちゃんと面白い更新し続けてる人とかどんな神経してるんですかいな。 というか、出社したあとの朝礼で、少しスピーチするのが1週間に2度ほど回ってくるので、そのネタも考えなければならなかったりして、何つーか、慢性的なネタ不足に……。 |
6月8日 。 |
うーん、こう、なんだろう。「メイドさんと大きな剣」という題名に妙にときめいてしまう<まるで変態です ……「まるで」じゃなくて「完璧に」ではないのかという突っ込みは受け入れません。 |
6月9日 。 |
電撃文庫の新刊ゲット。「狼」「ミルク」「セカイ」「アスラ」「ラキア」「ドクロ」の6冊。 この略称で分かる人ってこのサイト見ている人の何%なのだろうか……。 つーわけで「狼と香辛料」の2巻が出たので、買え、買うのだ皆の衆。ホロ可愛いよホロ。 ていうか、ドクロちゃんのイラストレーター陣がやたらめったら豪華ですね、こつえーとかCLAMPとか渡辺明夫とか。 |
6月10日 。 |
某所で「家政婦」と「メイド」の見分け方、というのを見た。ちなみにその内容は、 見ちゃうのが家政婦。 見てみぬ振りをするのがメイド。 というもの。 なんというか目からウロコ。 |
6月11日 。 |
A「いきなりだが、ここで君たちに問題だ」 B「なになに?」 A「Hになればなるほど硬くなるものってなんだと思うかね?」 B「……」 C「いや、それは……」 A「どうした? 誰もわからないか?」 D「皆、あんまりこれ知らないんだねぇ」 A「ほぉ、君は分かるのか」 D「あれでしょ? Bは柔らかいの」 A「うむ」 C「B?」 D「そう。もしもBが86とかあったらそれはもう凄い柔らかさに」 B「……」 A「そんなものが存在すれば、だがね」 この質問、聞かれた瞬間に『鉛筆』と答えられる人どれだけいるんだろうか…… |
6月12日 。 |
ふと道を歩いているときなどに、「空から女の子が降ってこないかなぁ」などと考えたことはないだろうか。 ここで「ねぇよ」と思ってしまってはいけない。むしろ自分でも「ありえねぇよ」などと思うのだが、それではここで話が終わってしまう。ここは話の都合上かんべんしてもらいたい。 漫画ではそういうシチュエーションはあるものだし、「願えば叶う」のである。現実は小説よりも奇なり。なんだって起こり得るのだ。現実に女の子が降ってくる事だってあるはずだ。 女の子は空から降ってくる。そう、つまりは、突如自分に降ってかかる「偶然」や「運命」とも言える「状況を変化させる力」であると言ってもいいだろう。 話の主役となる少年は、特に目立つ所のない何処にでもいるような人物で、あえて特徴を挙げるとするならば『優しい』と人から言われてるような少年である。 日々、平凡に目的もなく生きている少年は、ある日街を歩いているときに空を見上げるのだ。特に意味はない。ただ俯いているよりも前向きであるだろうという、ただそれだけの行為だ。 そしてしばらく歩いていると、一片の雲も存在しない青空の中、妙なものが見える。飛行機ではない。シルエットが違うからだ。なんだろうと目を凝らす。 時間が経つにつれ、何かが降ってきているのだということが分かる。鳥のフン? 違う、鳥は見当たらない。そしてゴミでもない、そんなに小さいものでもない。時間が経つにつれ、はっきりと確認が出来るようになる。 女の子だ。 おかしい。当たり前だ。女の子が上空からこちらへ降ってきているのだ。あり得ない。驚きのあまり硬直した少年はその女の子の事をじっと見つめている。それはきっと運命だ。 女の子と目が合う。目が合うほどまで女の子は近づいている。何かを訴えかける眼差し。少年と少女の間にその時どのような意思の疎通が行われたのかはわからない。本人達も分かってはいないのかもしれない。しかしだ、そこには何かがあったに違いない。 もう手が届く距離である。女の子が口をあける。何かを言葉で伝えるつもりだろうか。少年は呆けたように女の子の方を見ている。距離は近い。そして―――― 女の子は地上に降りた。 少年は動けない。先ほどまでの衝撃から立ち直れない。このような印象的な出会いはしたことがない。この女の子の名前はなんと言うのだろうか。先ほど目が合ったときに感じた不思議な感覚はいったいなんなのか。思考がめぐる。今まで経験した事のない速度で思考がめぐる。 女の子に気付いてからどれだけの時間が過ぎたのか。少年には1分、いや、1時間にでも感じられた濃密な出会いの時間だ。放心状態から回復した少年は、女の子の方へと視線を移す。心臓はまだうるさいほどに波打っている。 現実的ではない出来事だが、目の前の事実には対処しないといけない。まず、声をかけないとダメだろう。反応が返ってくるのなら大丈夫だ。意思疎通が出来るのであれば問題はない。何か困っているのであれば、それを聞いてあげるのも良いだろう。もしそうでないなら困った事になるが、それでも出来ることはあるはずだ。 少年はこれからの事に考えを巡らせる。そして、先ほどから何も言わない女の子に視線を合わせたまま、ポツリと呟いた。 「僕、事情聴取、受けなきゃいけないんだろうなぁ」――――と。 ============ 以前こんな更新をした事があるわけですが、これのオチを「空から落ちてきた幼女をそのまま拉致監禁、そして事情聴取だと最初思った」などと言いやがった友人がいまして。上には上がいるのだと感心したのでした。 というか、この文章何故か評判良かったなぁ。 |
6月13日 。 |
何となく「パルフェ - Chocolat Second Style -」の情報見てたらいつの間にか「カトレアセット」を予約しそうになっていたっ。 あ、危ない所だった。正直、フィギアとかあっても困る。 で、新OPムービーとか見てたりしたんですが、新シナリオとか新声優とか全然期待できないのに凄く楽しみにしている自分が怖い……。 |
6月14日 。 |
「レジンキャストミルク」とか読んでるせいか、最近プリンの消費量が増えて困ってます。今月には言ってから少し我慢してるんですが、一時期1週間に十個以上普通に消費してました…… そして何故か「東方花映塚」とか始めてみた。 シ、シューティングなら対戦相手がいなくても寂しくないんだからねっ!! …………orz ともあれ、暇つぶしには最適なゲームですなぁ。とりあえず初プレイでは、ストーリーのノーマルをぎりぎりノーコンテニュークリア。 ルナティックとやらをノーコンクリアできるようになったら本物、なのだろうか。 |
6月15日 。 |
今月の電撃文庫感想のコーナー。点数は10点満点甘め。ちなみに高畑の新刊は8月までの予定にありません。だから電撃hpで人生相談やってる暇があったら小説書けと。 ◇狼と香辛料II 著/支倉凍砂 ホロ可愛いよホロ。 というわけで二巻ですよー。ていうか、ノーラも可愛いですよねっ<かなりダメ人間 あれですよ、多少は不安に思ってたんですけど、そんな不安を吹き飛ばすくらいに今回も面白かった。素晴らしい。 落とし方と持ち上げ方の緩急が巧いですなー。 電撃hpのインタビューでは、ライバル登場、みたいな感じで書いてましたけど、そんな雰囲気でもなかったですね。次巻以降もノーラの出番があるのならそれはそれで嬉しい事ですが。 ともあれ、次も楽しみにしておきましょうー。 10点 ◇ボクのセカイをまもるヒト(2) 著/谷川 流 何このエロゲのノベライズ。挿絵といい、内容といい。 それはともかくとして、谷川氏は相変わらずひねくれた理屈をこねくり回すのが好きですねぇ…… 以下阿呆みたいな妄想垂れ流し。 要するにこの話の筋って、世界自体が「物語」に類似するものであり、世界の終わりは物語の終わりとイコールって事なんでしょうかね。 つまり、巽が何らかの要因で「物語の主人公」になってしまっている状態が第1巻。巽は主人公なので、死ねない。死ぬ事などで主人公が退場する事になれば、物語(世界)が終わってしまうから。 しかし、ただただ平凡に過ごさせるわけにも行かない。なぜならそんな平凡な物語(世界)には価値があまりない。おそらくその物語(世界)を観測する者も必要なんでしょう。一応それが読者の役割なんでしょうか。もちろん、この物語を真に操っている著者にも該当するでしょうが。 で、物語(世界)を続けるために、主人公の元に美少女と幼女が現れて非現実的なシナリオを展開し、物語を維持しているのが現状。敵役が現れて、なんだかんだでピンチになるのももちろんそれが「物語」だから。つーか、ヒロインである綾羽と恋仲になるように仕向けてるのかな。まぁ、恋愛話は物語としては定番ですし。 世界のカラクリを理解している、いわゆる黒幕キャラもいるのだろうけど、現段階では描写されておらず、物語(世界)はまだ続いている。この世界が終わるには、物語が終了する事、つまりは何かしらの出来事に決着がついてしまう事が必要になるわけですが、黒幕はそれを望んでいないんでしょう。だから何か策を講じている。 主人公である巽は、物語において特殊な位置にいるわけですから、世界の命運はまさに彼にかかっているといってよい。その彼が「物語(世界)が終わらないように主人公を続ける」ようにするのがおそらく黒幕の意図なのではないかと。それに綾羽がどうかかわってくるのかは微妙な所ですが。 つまり、この話は「延々と物語を続ける事により、小説内の世界を存続させる事」が中核になっている小説なのであります。 要するに! 完結せずに中途半端に終了し続刊が出ない事が登場人物たちのハッピーエンドなのである!! …………自分で書いときながらアレですが、何この妄想文。 8点 ◇レジンキャストミルク4 著/藤原 祐 こ、こんな最後が鬱じゃない話を書くなんて、祐たんじゃないやい!! <失礼です ともあれ、鬱の扱い方が巧くなってますねぇ……。心底いやになるほどでもなく、話を惹きたてる程度には鬱を表現。流石。 というか、ネアのキャラが素晴らしいデース。かなりヤバイデース。 そういえば、電撃hpに著者人へのアンケートが載ってたりするんですが、それの藤原祐氏の解答が面白すぎます。例えば、 問「小説家にならなければ何になりたっかたですか?」 答「さっさと死体になりたかったです」 問「アイドルは誰?」 答「渡瀬さん(空鐘の作者)と結婚したいです。性別と法律の壁が邪魔をしています」 問「魔法や超能力が使えるとしたら、どんな能力がいい?」 答「全世界の人間が僕の事をひっそりと忘れてくれるような魔法はありますか?」 問「全く原稿が出来ていないのに、気付いたら締切が明日。どうする?」 答「逃げようかと思いましたがとうてい逃げきれるものではないので、首と名の付く身体中の部位をことごとくかっ切って編集さんにお詫びします」 最早これを素で書いているような気さえする。流石としか言いようがない。 9点 ◇アスラクライン(4) 秘密の転校生のヒミツ 著三雲岳斗 くっ、やはり嵩月、操緒ルートか……っ。<当たり前 毎回こんなことかいてますが、話が動き始めたので面白くなりましたね。正直ここまで面白くなるとは思っていなかっt 個人的にはやはり朱浬さんが素晴らしいと思います。そして杏の扱いには涙を禁じえない。 次辺り佐伯妹メインの話やってくれないかなぁ。ないか。そうか…… 9点 ◇ラキア 著/周防ツカサ 「あれ、『ネコ』の続刊は?」という疑問が理由で買いました。<割と最悪だ あとがきみると、一応続ける気があるようなんでよかった。 しかし、客観的に見てこちらの方が面白いので、こっちがシリーズ化して向こうは放っておかれるような気がしないでもない…… ともあれ、面白かったです。時間ネタ好きなのも影響してるかもしれませんが。 物語としては、割とスッキリしてますね。全体で見れば、まず最初に「時間遡行しているたった2人」の短編から「2人じゃなかった場合」の話になって、次は「視点となるキャラクタの相方が時間遡行を認識していない」から「話の基本視点のキャラクタが時間遡行をしていない」という流れでしょうか。 9点 ◇撲殺天使ドクロちゃんです えー、関わってる人が多いので一覧。 著者/おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬 絵/とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無 というわけで、総勢17人によるドクロちゃんです。 最初、新刊情報で著者陣の名前見たときの驚きはかなりのものでした。ていうか、築地俊彦氏とか何やってんだ、アンタ富士見の人だろ。というか、彼のは夕菜をドクロちゃんに置き換えたまぶらほでした。少々スプラッタ分が上がってますが。 全体的に見て、一応ドクロちゃんっぽくしつつ自分を出してるのが、鎌池和馬、成田良悟。 ドクロちゃんのキャラで自分の小説書いてるのがハセガワケイスケ、築地俊彦。 キャラだけ借りて好き放題やってるのが谷川流、水島努、時雨沢恵一って感じでしょうか。 水島努は小説家じゃないんでまぁ分かるんですが、ネタはギリギリすぎw そして谷川流もやりすぎw ドクロちゃんはこういった展開の方が向いてるのかもしれませんねぇ…… 8点 ちなみに「護君に女神の祝福を」は切りました。さすがに、展開がつまらなくなって来ましたからね……。でもアニメ化するみたいなんで、これからまた売れ出すのかもしれません。 |