げ〜むれびゅ〜

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客観的な感想  ver1.01


NEVER7 − the end of infinity −
KID



プレイ動機


 『EVER17』が予想以上に面白かった事。そして、その前作であるこの作品に、以前から興味を持っていた事。

 直接的なきっかけはやはり『EVER17』が面白かった事でしょう。



サウンド


 相変わらずですが、日常的な曲や、ピアノを使った曲は良いなぁと思います。



システム


 現在のKIDシステムと比べて、クイックロードなどのシステムはまだ備わっていませんが、特に不便さを感じさせません。

 立ち絵のパターンが少々少ない様な気もしますが、少なすぎという訳でもないです。

 画面効果とテキストの出し方はいい感じです。そして、インターネットでDLして楽しめる『アペンドストーリー』が搭載された最初の作品でもありました。



ストーリー


 主人公が参加する、4月1日から始まる7日間の合宿。何事もなく終わるはずだったそれは、初日に見た『悪夢』から綻び始めます。

 『合宿最終日に誰かが死ぬ』という悪夢。それから生活の中で、主人公の脳裏に浮かぶ『予知』の数々。そしてその『予知』はことごとく当たるのです。自分の身に何が起こったのか、悩む主人公。重要なアイテムとなる『鈴』の謎。そして、『悪夢』は現実となり、絶望の中、主人公が次に気付いたのは何故か『合宿初日』4月1日の朝だったのです。主人公はその『タイムスリップ』を利用して、あの『悪夢』がもう起こらない様に奮闘するのです。

 これだけでもまあ面白い。しかしそれだけじゃ終わらない。それらの不可思議な謎の真相と、この合宿の真の目的が明らかとなる、PS版『infinity』にはなかった「CURE」シナリオ。このシナリオを見るまでこのゲームは終わりません。

 それ以前のシナリオでもそれぞれ違った切り口を見せてくれるのでいい感じです。


 ただまぁ、KIDですので、しかも打越氏のシナリオですので、ギャグについての電波具合は言うまでもなく……



総評


 『EVER17』をやる前にこちらをやって方が良いという人もいますが、それも一理あるなぁと思います。詳しくは言わないことにしますが、話として繋がっていないにもかかわらず、『EVER17』のシナリオを引き立てる部分があります。

 『NEVER7』単独としてみても、「いづみCURE」シナリオはなかなか味わい深いものがあります。

 PS版『infinity』は、この「CURE」シナリオがないので、例えるなら「あんこのないアンパン」みたいなものでしょう。やるならこちらをやるべきです。


 興味ある方はやってみるべし。





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