プレイ動機

　ＳＦＣ版テイルズで衝撃を受け、今までのシリーズをやってきたから。

サウンド

　ＢＧＭについては、そんなにいつもと変わりがあるわけでもなく。

　ボイスに関しては、とにかく良く喋ります。もう呆れるくらいに良く喋る。この点は本当に感心しました。

システム

　今までのシリーズの進化版。続編というものの、一つのあり方を見る事ができます。

　このシリーズの売りとして、戦闘システムがあるのですが、これが本当にアクションゲームといって良いほどアクション性が高くなっています。

　ＴＰは１００で固定され、技の消費がいわゆる％表示になり、戦闘中常に回復しつづけ、相手を攻撃する事でも増えるようになったので、今までよりも技で派手に戦う事が可能になっています。それでいて、『ＳＰ』（スピリットポイント）の存在によりごり押しでは勝てない仕様になっています（行動するとＳＰが減ってゆき、ＳＰが少ないと攻撃をガードされたり逆にダメージを受けたりする）。

　戦闘での爽快感などはかなりのものです。

　戦闘以外は今までのシリーズと特に変わりありません。細かい所にも少しこだわってるかなぁ、ぐらいです。

シナリオ

　『ディスティニー２』という事なので、スタンだとかルーティだとか、一部のキャラ達がまた出てきます。

　大筋としては、極々一般的なＲＰＧといっても良いです。『ボーイ・ミーツ・ガール物』と言ってしまっても良いでしょう。

　『ディスティニー』の続編とした意図は、おそらく「あのキャラ」のためでしょう。というか、そうとしか言いようがありません。ほかに必然性がないです。

総評

　アクション性が強いといっても、ＣＰＵは頭いいし、戦闘難易度も変えられるので、アクションが苦手な人でも何とかなるでしょう。

　無難というか、安心して遊べる良作です。やって損はしません。

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