げ〜むれびゅ〜

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感想簡易版  ver1.00


GIFT -prism-
Sweets



 
簡易版のため、戯言に書いた感想のみとなっています。



10月22日  。

 「GIFT PS」を買ってきた。しかも限定版。ポイントが8000ほど飛びましたぜー。

 まぁ、そんなによくできたゲームではないのですが、個人的に好きなので買ってきました。

 何で好きかっていうと、主人公のキャラ造形が地味に良い。

 基本的にふざけた言動の多いボケキャラなんで、突っ込み役になれるメインヒロインの莉子相手にはとことんまでボケ倒し、漫才風なやり取りを楽しんでる所があって一番自然。

 引っ込み思案だが幼馴染である霧乃が相手になると、今度は主人公のボケで霧乃が困ってるのを見て楽しんでる構図になる。でも気心知れているためかボケの程度の線引きは、主人公の中でしっかり引いてる感じ。何処までやっていいか分かってる。

 似た感じだけれど、新しく知り合った千紗が相手になると、最初軽くボケて様子見から入って、千紗が「受け流す」タイプだと分かると割と好き勝手にボケ始めてたりします。でも基本的に千紗の反応が普通なのでセーブがかかってたりもしますね、多分。

 で、綸花が相手になるとうって変わってボケなくなります。シナリオの序盤で「冗談が通じない娘なんだな」と分かると、本気でそれから対応が変わります。

 縁相手になるともうあらゆる意味で負けてて、ボケようにもそれをボケ返しされたりするために、いつの間にか突っ込み訳に自分からなってる。そのためボケたい気分はサブキャラの美凪に向けてるような気がしないでもないです。


 なんか些細な事ですが、この辺の「相手を気遣って対応を変えてる」辺りのキャラ造形が妙に気に入ってたりします。ライターさんが意識してやってるのかどうかは分かりませんが。

 あとは親友の真紀のキャラも好きだったりしますねー。実力のある馬鹿なキャラって大好き。評価はされないかもしれないけど、日常会話にセンスのあるライターさんだと思います。

 とにかく、新キャラ相手の行動が少し楽しみだったりするので地道にプレイしていく事にしますよー。





10月23日  。


 ・GIFT PS

 新キャラ三人終了。三キャラとも酷い出来ではなく、それなりに楽しめるいたって普通の出来でした。これ、褒めてます。普通なのって割といいことですよ?

 なんか最近「いいネタがあるのに勿体無い」と思うシナリオが多かったんで、これはこれで良いことです。

 昨日の話しに当てはめて考えてみると、寧々と瀬奈についてはどうやらライターが違うのでなんともいえないのですが、未遊について当てはめてみると「距離感が掴めない」になるでしょうか。

 主人公は大抵会ってから会話を繰り返すうちに、自然と「落ち着く」ポイントに辿り着くんですが、未遊に対してはそれが出来ていないんですよね、読めていない。実際、ボケもやりすぎるときがあったりで、シナリオの中盤以降まで距離感を測りかねてますし。

 まー、距離感がつかみきれていないからこそのあのシナリオ展開であったわけだったのでしょうし、やっぱりその辺考えて書いてるのかなー、とは思いました。

 残りの2キャラについても無理やり当てはめるなら、

 瀬奈は「分かっててもやめられない」って感じで、綸花とほぼ同じ感じで、冗談は言うべきではないと主人公自身分かってるようなんですが、「イジメてオーラ」を感じるのかあんまり遠慮してません。最後までからかって遊んでる感じ。その辺は霧乃に近いかも。

 寧々については特殊で「向こうから入り込まれた」って感じになるでしょうか。初対面で主人公が寧々に対して嫌悪感を持ってしまったせいか、「距離感を計る」ような行動を取ってないんですよね。で、それなのにいつの間にか放って置けなくなって、心の深い位置まで入り込まれてる。だから「向こうから入り込まれた」って事で。この辺、「ライターが違う」で済んでしまいそうなんであれなんですけど。

 かなり主観が入ってる感想なので、何処まで同意を得られるかよく分からない主張ではあるのですけども。根拠になるセリフとか抜き出せばいいのかもしれませんがそれでも結構曖昧な感じですし。



 まーそんな感じで。残りのキャラはチマチマクリアしていこうかと思います。




11月2日  。

 ・GIFT -prism-

 ようやく終わったー。

 このゲーム実はファーストプレイよりも2週目以降の方が楽しめる事に気付がつきました。情報が全部のシナリオに分散してるので、最初やったときにはさらっと流してしまう感じのネタが多い……。

 ちとネタバレでテキトーに感想。またもや主観バリバリのテキトー感想ですが。

 しかし、改めてやってみると良いゲームでした。主題としては「家族との絆」で、主には「親子の絆」にフォーカスされてますね。

 千紗シナリオなんかは凄いストレートで、千紗と千紗の母親の話。千紗の母親の行動って、主人公の母親の行動に重なるものがあって、主人公が持っていた母親と言う存在に対するモヤモヤしたものも解決しちゃった感じですね。主人公って母親からの愛情に飢えてる感じなので、千紗母の行動は相当印象に残っているでしょう。この後はさらにマザコンになるんじゃないでしょーかw

 莉子シナリオはやっぱりストレートに主人公と、主人公の母親についての話で。終盤になって晴の意図が主人公にほぼ伝わった後は「親離れ」まで描いてますね。その辺千紗より少し踏み込んでる。

 綸花は親じゃなくて姉だったりしますが、シナリオ中主人公がいっている通り、椿の綸花への無償の愛は、親から子への物に近い。そして椿は死んでいるので、その辺は主人公と主人公の母親の関係に近かったりして。

 縁なんかは天涯孤独の身なので、血のつながりは関係なく街の人々との繋がりがメインになってきていて、親子については美凪の方に委託されてる感じ。で、「これから家族になることは出来るだろ?」って話でもあるんですよね。

 霧乃は、凄い特殊で「家族からの脱却」に近いんですよね……。お隣さんだけれど妹として扱ってきていた霧乃が、家族のカテゴリから外れて恋人になる話なので。なーんか別の意図があるような気もするのですが、私馬鹿なのでよく分からないのでした。ショボーン。でも親子関係の話は縛りとして入れなきゃならないのか、馬沢の方でちょっと出てきますね……

 未遊は、これもやっぱり少し特殊で家族の繋がりの象徴であるGIFTが、未遊に悪影響を与えてるんですよね。他のシナリオと同じように、家族の絆が未遊を守ってはくれているのですが、それによって未遊は孤立していって健全とは言いがたい。その状態から脱却するシナリオなんで、これも「親離れ」のシナリオな気がします。




 感想としてはこんな感じ。え、残りの2人? ライターが違うので知らん


 ともあれ、楽しんだー。本当に、普段の会話にセンスがある人だと思います。なんかスゲー楽しそうに話してるしなぁ……









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