げ〜むれびゅ〜
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パルフェ 〜ショコラ second brew〜
戯画
いや、もう、ねえ? <何がだ しかし、全員良いキャラをしております。その中でも個人的に花鳥玲愛が突出してたりしますけれども。 久々にクリアした順にシナリオの感想でも書いていこうと思います。 壮絶にネタバレ注意。やってない人は見ないほうがいいですというか、見ても多分わかりません。 ・涼波かすりシナリオ こういうキャラ大好きでスイマセン。 内容的に、かねてからの目標を達成できて喜んだり、壁にぶち当たって落ち込んだり、何とかして頑張ったりと、割とストレートな成長劇。 同じような姉を持つ「似たもの同士」としての掛け合いが楽しかったです。 告白シーンとか、かなり好き。テンポとか。 しかし彼女は、他のシナリオでの名脇役っぷりが冴え渡りますね。新人イビリ発言とか。 ・花鳥玲愛シナリオ ツンデレの、ツンデレによる、ツンデレのためのシナリオ(意味不明 里伽子に代わる主人公のパートナーとして、すべてを赦すま〜姉ちゃんでもなく、頼れば何とかしてくれる里伽子でもなく、支え合えるパートナーを。そんな感じのシナリオ。 ゲーム中でも似顔絵オムライスの場面など、里伽子と似ていることを匂わせる描写も多く、最後の里伽子の作戦も「主人公のパートナーになれることを認めた上で、主人公から離れることが気に入らない」という、複雑な思いが出ている様で良かったですなぁ。 玲愛のシナリオはその部分に特化していて、由飛との関係についてはほぼ全て由飛シナリオに任せているのも、潔いと思いました。 ・風見由飛シナリオ ヒトメボレLOVER。あらゆる意味で天才。 玲愛との確執を解決するシナリオな訳ですが、由飛よりもむしろ玲愛が格好良い。そう、カッコイイのです。いや、もう、ピアノのシーンとか不覚にも目頭が熱くなりましたですよ。あの漢っぷりにより自分的順位で玲愛がダントツに抜けました。 由飛はキャラとしてウザイはずなのに、何となく憎めないのはライターの術中に嵌ってるんでしょうな。 というかこのキャラは、他のキャラにイヂメられてるのを見てると和みます。 ・雪乃明日香シナリオ このシナリオだけ微妙に浮いてる気がするのは何故だろう……主人公がヒロインを引っ張っていくからでしょうか。 なんというか、ふくれっ面のCGが妙に可愛い。 ・杉澤恵麻シナリオ だだ甘姉ちゃん最高。 このシナリオは姉さんのダメ姉っぷりが真髄ではあるのでしょうが、どうしても一番印象に残るのはエピローグ。 「左手の握手は戦いの握手」 里伽子シナリオが重過ぎるため、全てを知った状態で言うと、重さが表面に出てこないこれくらいの軽さが丁度良い。それでも秘める部分では重く。 しかし姉さん可愛いなぁ。 ・夏海里伽子シナリオ 一言で表すのなら、伏線の女。 「あたしが食べる所を、決して覗かないでください」「眼鏡」「ノートを取らない」「線香をあげない」「仁の前では黄金チャーハン以外口にしない(スプーン以外使用しない?)」「左手を触らせない」 色々と背負い込みすぎ。というか、良くぞここまで。主人公に頼れる状態になったときの崩れっぷりが物語ってます。 しかし、重たい分エピローグは幸せに。 個人的には、里伽子シナリオよりも恵麻シナリオの里伽子の方が魅力的に思えてしまってます。多分、「強い」からなんでしょう。 いや、本当、久しぶりにここまでハマったような気がします。強烈な売りがあるわけでもなく、ただ丁寧。そして面白いって貴重な気がするのでした。 玲愛、かすり、恵麻はかなりツボに来るキャラでした。 |