げ〜むれびゅ〜

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客観的な感想 ver1.10


Missing Blue
トンキンハウス



購入動機

 Lの季節が好きだったから。というのが一番大きく、雑誌の記事を見ても期待してました。


サウンド

 BGMとして良く出きてると思います。場を盛り上げる効果がちゃんとありますし。しかし、個人的に言わせてもらうと、コミカルな曲がちょっと浮いてるようにも。画面と音楽がちぐはぐな感覚があったり……

 エンディングテーマがしごく良いです。


シナリオ

 詳しく書くと完璧にネタバレになってしまうのであまり書けないのですが、恋愛だけでなく、世界の仕組と言うか、世界設定を楽しみながら読む事ができます。

 それゆえに、プレイしてネタを知っていないと意味が分からない伏線等が多いため、初めのプレイではプレイヤーが蚊帳の外にされている感覚を受けるかもしれません。

 主人公の独白が多くてウザく感じるかもしれないですが、ゲーム全体としてみれば意味があり、面白いです。

 キャラの設定が謎な部分があるのですが、深く考えない方が良いかもしれません。


システム

 このゲームの売りと言えば『IPS』システムです。これはゲーム中に出てくる世界を構成しているパーツを自分で設定できるものと思っていただければいいです。

 例を挙げると『この街に海なんかあったっけ?』という部分のIPSで『この先に海がある』と選択すればその世界では海があるし、『この街に海なんかない』と選択すればその世界では海はない、という事になります。 具体的なものばかりではないですが、基本的に世界の構造を決定するのがIPSです。このIPSで決めた事は物語の最後の方で影響する事も多いので考えて決めた方が良いです。

 このゲームでは細かい部分にも気を使ってます。立ち絵が多く、セリフの途中で立ち絵が変わったりするのですが、これがとても自然で見てて気持ちが良い(しかしスキップ途中にここで引っ掛かってしまうのですが)。 主人公の名前を変更する事もできるのですが、変更したらキャラクターのセリフもちゃんと取り直したものに変わります。他にはセーブデータにコメントをつける事ができるので、データ管理もやりやすい事も挙げられるでしょうか。セーブデータの個数自体はちょっと少ないのですけど。


 難点を言えば、ゲームの難易度が高く、しかもコンプリートが難しいのにオマケがなかなかでないこと。


総評

 DVDの容量を活かした良質のゲームだと思います。キャラもちゃんと立ってますし。しかし『Lの季節』と同様、少し地味なイメージがあるというか、知名度がいまいちなのかもしれません。FFXと発売日が被ってたましたしね。

 客観的に見ても、個人的に見ても、良いゲームだと思うのでPS2を持ってる人にはオススメをしたいです。


 なお、個人的に語りたいところというか、整理したいところもあったので、ネタバレのキャラ紹介を別に書きました。




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